婚活で贅沢は言っていないのに、理想の相手が見つからないのには、ちゃんと理由があった

今日は、30才以降で婚活をしている女性向けの話。

しかも、ちょっと厳しい話。

 

でも、「いい男がいない」「結婚できない」と嘆いている人はこの自覚がないと、さらに婚期が遅れるので、覚えておいてほしいことです。

 

 

たいてい、30代、40代で婚活をしているのに、なかなかいい相手が見つからないと言っている人は、結婚相手の条件が厳しく、贅沢を言っている場合が多いです。

※いいと思う相手はいるけど、いつも振られてしまうという女性は除きます。

あくまでいいと思える男性に会えないという女性限定です

 

こういうと、

  • 「そんなことはない」
  • 「普通の男性でいいのにいない」
  • 「贅沢は言っていないし、平均的な男性で十分」

という女性が多いのですが、じつは自分が気付いていないだけで、実際にはそれなりに贅沢を言っている場合が多いのです。

 

 

贅沢言ってないのに、婚活で理想の相手が見つからない2つの理由

では、なぜそんなことが起きるかというと、理由は2つあります。

 

 

1. そもそも平均と思う条件が間違っている

女性自身は平均でいいと思っている数値がじつは、平均よりもかなり高いケースがあります。

 

ちょうど、参考にあるページがあったので紹介します。

今や“三平女子”の希望年収さえ満たせる男はなし!? 婚活女性の平均感覚が現実とズレまくる本当の理由

 

年収に関してですが、希望している年収や最低限ほしいと思っている年収と実際の男性の年収には、大きな差があるのがわかります。

 

特に20代同士の場合、女性が「最低限の年収」で挙げている金額ですら、実際の男性の平均年収に届いていないわけですから、女性の認識と現実がズレていることがわかります。

 

 

2. 平均的な条件が揃っている男は平均的ではない

女性が平均と思っている数値と現実が一致している場合でも、「平均的な条件が揃っている男は平均的ではない」ということがわかっていないと、やはり厳しい条件を言っているのと同じになります。

 

ちょっと意味がわからないと思うので、わかりやすく説明します。

 

たとえば、むかし流行った三高(高収入・高身長・高学歴)を例にしましょう。

この3つの項目をそれぞれ平均でもOKとします。

  • 「収入」
  • 「身長」
  • 「学歴」

 

男性が100人いたとして、まず「収入」の条件をクリアしている男性を残します。

平均値を基準とすると、中心からそれ以下は消えるので半分の男性は脱落し、50人しか残りません。

moteren1

 

 

次に「身長」。

日本人の平均身長は170cmくらいだったと思いますが、すると、当然170cm以下の男性は半分くらいいて、こちらも脱落します。

50人の半分が脱落するので、残り25人です。 moteren2

 

 

そして、最後が「学歴」です。

同じように半分が脱落するので、結局残るのが12~13人です。

moteren3

 

 

要するに「普通でいい」「贅沢は言っていない」と思っている項目でも、それが3つあれば、該当するのは100人中12~13人しかいないわけです。

 

しかも、この中には当然既婚者も含まれます。

さらに既婚者の方が年収、顔など条件がいい場合が多いので、未婚者は割合的に各項目とも平均値近くの方が多くなりがちです。

 

そこまで考えると、独身で結婚してもいいと思える男性は100人中5人もいればいい方なわけです。

 

最近は、妥協的に『三平(平均的年収、平凡な外見、平穏な性格)』でいいなんていう女性もいますが、じつは全然そんなことはなく、3つ平均をクリアしている男性は、かなりよい結婚相手になるということがわかると思います。

 

「平均的な条件が揃っている男は平均的ではない」わけです。

 

 

もっと条件をゆるくしても……

ちなみに、「私は平均以上じゃなくてもいい。上・中・下で下のレベルでなければいい」という場合、どれくらいの男性が残るか計算してみましょう。

 

上・中・下のうち、上と中、3分の2が残るので、100人から、収入、身長、学歴と3回ずつ3分の2を残していきます。

  • 『収入』- 100人×2/3=66.7人
  • 『身長』- 66.7人×2/3=44.4人
  • 『学歴』- 44.4人×2/3=29.6人

 

これでも、100人中30人しか残りません。

 

さらに独身男性に限定しまうと、おそらく半分以下に減るでしょうから、100人中10~15人くらいになるんじゃないでしょうか。

平均以下でもひどくなければいい(下のレベル以外)と思っていても、意外に見つけるのが大変なわけです。

 

 

しかも、ようやくこれに該当する相手が見つかっても、もし顔が悪い、長男で夫両親と同居が必須など、他の項目で何かマイナスポイントがあった場合、どうでしょうか?

 

三高など、好条件で探していて、他にマイナスポイントがあるくらいなら、「贅沢言っているし、これくらいのマイナスは仕方ないかな」と妥協できるかもしれません。

しかし、もともと「下のレベル以外ならOK」と妥協しているわけですから、これ以上妥協はできないと思ってしまい、他の人を探す女性も多いんじゃないでしょうか。

 

 

条件を見直せないか考えてみる

これを聞いて、ショックを受ける方も多いと思います。

でも、本人は贅沢を言っているつもりは無くても、じつは、かなり条件的に厳しい相手を探していることが多いとわかったと思います。

 

ですので、なかなかいい相手に出会えないと思っている女性は、一度自分の条件を見直してみるといいと思います。

 

 

別に「高望みは止めろ」とか「それほどよくなくても妥協しろ」とはいいません。

ただ、上記のことを覚えておくと、なかなか相手が見つからなくても、珍しいことではなく、「確率的に、そう簡単に見つかるものではないし、落ち込む必要はない」と開き直って婚活ができます。

※婚活疲れしている人は特に大事。

 

結果的に、それが結婚への近道にもなると思います。

 

 

以前、結婚相談所に勤めている知り合いに聞いたことがありますが、

  • 男性でうまくいかない人は、「希望の女性がいても振られてしまったり、積極的に動けず、結婚できない場合が多い」
  • 女性でうまくいかない人は、「自分の希望と合う男性が見つからず、会っても、自分から断ってしまう場合が多い」

と言っていました。

 

昔に比べれば、女性が求める条件も緩くなったみたいですが、まだまだ現実と比べると厳しい条件みたいですね。

 

 

それでも、条件を変えられないなら…

100人中12~13人しかいないと言われても、

  • 「やっぱりこれ以上条件は変えられない」
  • 「平均以下はイヤだ……」

と思うなら、やることは1つです。

 

 

『出会う男性の数を増やす』

 

 

確率は変えられないわけですから、あとは分母の数を増やすしかありません。

年に10人しか、新しい出逢いがなければ、結婚してもいいと思える男性とは、1~2人しかいません。

 

もし、その相手にパートナーがいたり、シングルでもあなたに恋愛感情を持たなければ、うまくいきません。

 

 

しかし、年に100人と出会えば、結婚してもいい男性は12~13人、年に1000人と出会えば、120~130人と増えます。

 

自分が振られて、うまくいかないなら、自分磨きなどをしてもモテる努力をする必要があります。

しかし、そもそも結婚したい相手がいないなら、このように出逢いを増やしていくしかないわけです。

 

 

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