「重い女」という言葉があります。
もちろん、体重が重い女じゃないですよ(笑)
そうではなく、精神的に重い女性という意味ですね。
パターン的に男性に尽くし、いろいろやってくれ、男性に対して、愛が強い女性に多いと思います。
恋愛において、「重い」と言われるのは、いいことでありませんので、できれば「重い女」と思われないことが大事です。
重い女と重くない女の違いは?
ただ、一方で好きになった男にはちゃんと尽くし、世話も焼くタイプなのに、「重い女」と思われない女性もいます。
やっていることは似ているのに、なぜ一方は「重い」と言われ、もう一方は「重い」と言われないのか。
じつは、似ていると思われるこの2つのタイプには、大きな違いがあるんです。
それは、「見返りを求めているように見えるかどうか」
ここでいう「見返り」とは、「私がこれだけあなたのことを愛しているし、尽くしているのだから、あなたも私のことを好きになって」ということです。
そもそも、恋愛で相手に尽くす理由は大きく2つに分かれます。
- 単純に尽くすのが好き、もてなし好き
- 相手からの見返りがほしい(好きになってほしい)
前者は重く感じませんし、後者は重く感じます。
人は見返りを求められると、当然それに応えなければというプレッシャーがかかりますので、相手のことが重くなります。
ですので、もし相手に尽くしたりするのであれば、決して、見返りを求めることはもちろん、見返りを欲しがる素振りもみせないことです。
むしろ、見返りを求めない方が、その人の余裕を感じますし、相手も逆に気になります。
見返りを求めない方が、結果的に見返りがきやすくなるわけです。
相手がどう感じるかが問題
なお、ここで大事なポイントなのは、「見返りを求めているように見えるかどうか」です。
たとえば本当に相手に尽くしたいだけで、(相手に好きになってもらいたいなど)見返りを求めていなかったとします。
それでも、相手が「この人見返りを求めているのかも」と思ってしまえば、重く感じてしまいます。
ですので、あなたの本心がどちらにあるにしても、「これだけ尽くしているし、気持ちを伝えているのだから、私のことを好きになってくれないかな?」という気持ちを相手に感じさせないことです。
テクニック的なことをいってしまうと、見返りを求めているように感じさせないためには、
- 「モテない」と思われないようにする
- 余裕がないようにしない
- この人しかいないと思っているとバレないようにする
ことが大事です。
もちろん、根底には「私これだけ尽くしているだから、好きになってよ」と思わないで、接することが重要です。
好意を伝えることはいいですが、尽くした量でその分見返りを求めるのでは、恋愛ではなく、ただの取引です。
(私のことを好きになってほしいなど)見返りを求めるなら、尽くした量ではなく、自分の魅力を高めて、好きにさせるスタンスで望むことです。
尽くした量で見返りをもらったとしても、付き合っている最中は、ずっと同じように尽くしし続けなければいけませんし、付き合い自体が安定しませんから。
男でも同じ~キャバクラ嬢にモテる客は……?
ちなみにですが、当然これは男でも同じです。
前に知り合いのキャバ嬢に聞いた話ですが、客にも「重い客」「重くない客」がいます。
たとえば、キャバ嬢に同じ時計をプレゼントしたAさん、Bさんがいたとします。
Aさんは、自分の気に入った子にプレゼントをして、相手が喜んでくれるのがうれしい(見返りを求めない)タイプ。
Bさんは、自分の気に入った子にプレゼントをして、相手の気持ちを自分に引き寄せたい(見返りを求める)タイプ。
当然、そういった気持ちはキャバ嬢に伝わりますから、Aさんには、重いという印象は残りません。
素直に喜んでプレゼントを受け取れます。
一方Bさんは、相手の下心がわかりますから、重く感じます。
(まー、それでも、キャバ嬢なんでプレゼントはしっかり受け取りますが、笑)
当然モテるのは、見返りを求めないAさんです。
ちなみにそのキャバ嬢曰く、
- Aさんタイプは、業績のいい会社の社長など、ある程度お金がある人に多い
- Bさんタイプは、課長クラスの小金持ちくらいに多い
らしいです。