今まで書いてきた恋愛コラムの中でも、比較的反響が大きいのが、「頭の回転を早く見せる」シリーズの記事です。
先日も相談メールで、「もっと、頭の回転が早く見える会話実例」が知りたいと相談がありました。
こういうのって自分で考えないと臨機応変な発想力が付かないので、あまり実例を教えてしまうのはよくありません。
しかし、結構相談を受けるので、今回は新たな実例をいくつか紹介したいと思います。
「オーバーに返す」パターン
まずは、「オーバーに返す」会話パターンを紹介します。
たとえば、下記のような会話の流れの場合。
女「このまえ、はじめて宝くじ買ったんだけど、いきなり当たったんだー。すごくない?」
男「マジで? いくら当たったの?」
女「(笑いながら) 300円」
女の子はここで、男に「なんだ、300円なんて誰でも当たるし!」って、突っ込んでほしいはずです。
それで最初に「すごくない?」なんて前フリを入れているわけです。
そのまま素直に突っ込んであげてもいいですが、主導権は相手ですし、うまく切り返して頭の回転が早い人と思わせることが可能です。
「オーバーに返す」の会話例
具体例を出すと、
女「このまえ、はじめて宝くじ買ったんだけど、いきなり当たったんだー。すごくない?」
男「マジで? いくら当たったの?」
女「(笑いながら) 300円」
男「すげー、家買えるじゃん」
女「え、全然買えないし!(笑)」
通常、宝くじ300円が当たったことって、大したことじゃないですよね?
10枚連番で買えば、かならず1枚当たるわけだし。
(ちなみに三上は30枚バラで買って、1枚も当たらなかったことがある、ある意味強運の持ち主です)
しかし、その大したことないことをオーバーにすごいことだと言います。
ここに笑いが生まれ、頭の回転が早い人だと思わせることができるわけです。
「逆を言う」パターン
続いて、「逆を言う」会話パターン。
いきなり会話実例から。
「逆を言う」の会話例
(合コンなど、はじめて会った女性との会話)
男「いやー、○○ちゃんって、かわいいねー。北川景子に似てるって言われない?」
女「えー、そんなー、言われないですよー」(うれしそう)
男「じゃー、そうでもないんだね」
女「えっー!(笑)」
自分から「似ている」と振っておきながら、相手からの返しで、すぐ逆の方向に持ってきています。
当然女の子が謙遜しているだけなので、「言われない」と言っても、男からは「いやいや、絶対似ているよ」とか言ってくると思っています。
そこを、すばやく逆方向に持っていくことで笑いが生まれます。
ちなみに、この会話実例はテレビで高田純次が言っていたトーク実例です。
何の番組だったかは忘れましたが、うまいなーと思って、印象に残っていました。
この場合だと、話のフリ自体が自分からなので、準備をしたうえで使えます。
初心者にもオススメなので、使ってみてください。
ちなみに女の子に「似てるって言われる」と答えられた場合も、ちゃんと返しを用意しておきましょう。
たとえば、
男「えっ、マジで? お世辞で言ったのに、本当に言われるの?」(ちょっと真面目に)
女「えっ……、うん」
男「(少し間を置いて)……ウソ、ウソ、めっちゃ似ているよ」(笑いながら)
女「ビックリしたー(笑)」
とかね。
一番大事なことは「すばやく返す」こと
他のパターンについては、いい機会なので、あなた自身で考えてみてください。
ちなみに、前も言いましたが、返す内容自体はそこまでレベルが高くなくて構いません。
とにかく「すばやく返す」ことが大事です。
間が空いてしまいますと、いくらうまい返しだったとしても、しらけてしまいますので、考え過ぎないようにするべきです。